死にむかって 進んでいるのではない 今をもらって生きているのだ 今ゼロであって当然の私が 今生きている ひき算から足し算の変換 誰が教えてくれたのでしょう 新しい生命 嬉しくて 踊っています “いのち 日々あらたなり” […]
住職よりメッセージ
第117回:「共命鳥」
『仏説阿弥陀経』に「共命鳥(ぐみょうちょう)」という鳥が出てきます。昔インドにいたとされる鳥で、姿も鳴き声も美しいことで知られていました。ただこの鳥は、首から上、つまり頭が二つありました。 あるとき口論になり、片方がだま […]
第116回:「お釈迦さまの涅槃」
『涅槃経』には、お釈迦さまのご臨終の予告からはじまる説法が説かれています。 お釈迦さまが間もなく亡くなられようとしていることを知った者たちは、驚きのあまり身の毛がよだち、悲しみのあまり全身の毛穴から真っ赤な血をにじませて […]
第115回:「人間の愚かさ」
大江健三郎さんがしばしば取り上げておられるミラン・クンデラという方の言葉なのですが、「愚かさというのは、じつは何に対しても答えを出しているということにある」と。 愚かさということについて私たちは、あの人は何も知らない人だ […]
第114回:「広大無辺際」
浄土の世界は「広大無辺際(こうだいむへんざい)」であると表現されます。 人間世界では、とかくグループや派閥をつくって人を排除しますが、浄土の世界は一人も漏らさない、どのような人も入ることができるということ。それを「広大」 […]
第113回:「チューダパンタカ」
お釈迦さまの弟子であったチューダパンタカは、自分の名前も覚えられない、皆から「愚か者」と呼ばれ、市(まち)の評判になるほどでした。 お兄さんは大変優秀なお弟子さんで、人々の尊敬を受けていました。兄は、ブッダの教えを四句の […]
第112回:「長女・瑶子が得度」
長女であります瑶子(ようこ)が考査に合格し、三月七日、本山・東本願寺にて「得度(とくど)」し、僧籍に入ることになりました。 瑶子は、昨年大学を卒業し「社会福祉士」の資格を得ています。現在、塾の講師を勤めながら、お寺の仕事 […]
第111回:「墓地分譲のご案内」
明順寺ホームページのリニューアルを期して、「明順寺ひろば」と「明順寺の墓地分譲」のサイトを新たに立ち上げ、リニューアルいたしました。 特に、墓地の分譲に関しては、ホームページ・リニューアルを記念して、20区画に限り、墓地 […]
第110回:「日々あらたなり」
死にむかって 進んでいるのではない 今をもらって生きているのだ 今ゼロであって当然の私が 今生きている ひき算から足し算の変換 誰が教えてくれたのでしょう 新しい生命 嬉しくて 踊っています “いのち 日々あらたなり” […]
第109回:「お正月を迎えるにあたって」
お正月を控え、本堂に華が立てられました。松一式に紅白の色が添えられています。 元旦午前11時から、本堂で「修正会(しゅうしょうえ)」の法要が執り行われます。すがすがしい元朝をお迎えいただきたく、皆さまのご参詣をお待ち申し […]