お墓参り

~お墓参りについて~
最近は老若問わずお墓参りの人が増えています。それだけ世相が悪いということの反映なのでしょうか。ほっとしたとき、難しいことをかかえているとき、心配 や不安があるとき、いつでもお参りにいらしてください。私たちを見守ってくれる先祖のお墓参りは、きっと皆さまに心のやすらぎを与えてくれることでしょ う。

お墓参りの仕方

・本堂のご本尊「阿弥陀如来」に参拝します。お布施をお供えすれば丁寧です。

・樒(しきみ)とお線香(冥加金700円)をもらってお墓にまいります。お線香はお寺に用意してあるものをお使いください。

・お墓を清掃し香華を供えます。墓石のよごれを濡れた雑巾で拭き取ります。

・お線香を横にする場合には火のついた方を左にします。樒(しきみ)は色花をあげるときにも供えましょう。

・お菓子・果物の用意があればお供えします。お供えはお参りがすんだら持ち帰りましょう。ご先祖からのお下がりをいただくことでご先祖とその味わいを共にすることができます。ちなみに仏さまは香りを食するといわれます。

・合掌し、ナムアミダブツを称えて礼拝(らいはい)します。 お念珠をお忘れなく。

・お墓参りは、お正月・春秋彼岸・お盆・歳暮の他、亡くなった方の祥月命日・月忌などいつでも結構です。

・明順寺では平常、午前7時に開門・午後5時に閉門しています。

・墓前にて亡き人を偲びつつ報恩の誠意(まこと)を表すことは尊いことです。いのちの深さ、尊さをかみしめたいことです。

樒(しきみ)とお線香

お墓参りの注意

  1. 頂いたお線香がたくさんあるからといってお墓で焚く方がいますが、これはあくまで「仏壇用のお線香」で、香りの高いものです。束で焚くと臭いが強すぎ、風向きによっては近隣の迷惑になります。
    また、最近売り出された「煙の少ないお線香」を焚きますと、白い灰が墓石や敷石にこびりついて取れなくなってしまいます。
    お線香は、お寺に用意してあるものをお使いください。
  2. お酒をお墓にかけたり、こぼしたりしますと、墓石や敷石に「シミ」がついてしまいます。お酒が欲しくて侵入する浮浪者もいます。
    お菓子の類も、カラスの喰い荒らす元となります。お供え物は、墓参が終えましたら持ち帰りましょう。
  3. 樒(しきみ)については、コチラをご覧ください。http://hiroba.mjj.or.jp/voice/bochi/sikimi