~通夜・葬儀のなかで気がついた注意点をまとめてみました。~
1.お内仏(仏壇)の扉は閉めません。赤や紫色の「打敷」ははずしましょう。
2.仏華は七七日忌まで「しきみ」などの無色花をおかざりします。
3.ご遺体に死に装束は不要です。守り刀もいりません。手には「お念珠」を、「略肩衣(りゃくかたぎぬ)」があればかけてあげましょう。
4.祭壇には「ご本尊」を安置します。住職が持参しますので置き場所を確保しておいてください。
5.お線香は立てません。横にねかせて「燃香」します。弔問者が多数の場合には「お焼香」を用意しましょう。
6.「清め塩」は用いませんので会葬礼状には添えないでください。
7.通夜にふるまわれます食事・お酒は「お清め」ではありません。
8・「通夜・葬儀ならびに告別式」です。「通夜・告別式」ではありません。
9.「密葬」は「本葬」に対する言葉です。内々でつとめる場合には「家族葬」と呼ぶほうがよいでしょう。
10.亡くなられた人は「浄土」に還って往かれます。「天国」「あの世」「冥土」「くさばの陰」ではありません。
11.「友引」は中国の占いの言葉で、友を引くという意味ではありません。地方によっては友引の日に葬儀が執り行われるところもあります。
12.遺族は「お念珠」を持ちましょう。女性の場合ですが、葬儀には赤い玉や紫の房のお念珠は 遠慮します。透明の水晶玉に白い房のお念珠がふさわしいものです。
13.「お焼香」はお香を額にいただかず二回火にくべます。お念珠に両方の手をとおし合掌し「なむあみだぶつ」を称えて礼拝します。
14.わからないことは遠慮なく住職にお問い合わせください。
明順寺でおこなわれる「家族葬」のご紹介