「亡きあなたへの手紙」届けます。
この世を去っていかれた大切な人に手紙を書きたい…。そう思ったことはありませんか。
生前に言い出せなかったこと。今だから伝えられること。あなたの想いを一字一字に託せば、心が整理され、悲しみが少しでも癒されるかのではないでしょうか。
愛する人との別れは、私たちに悲しみや苦痛をもたらします。それは、心や身体に不調をきたすこともあるほどです。でも、こうした悲しみは、いつか必ず受容され、心の安心をとり戻すことができます。
悲しみを乗りこえようとする人たちに、今すぐ私ができることはないだろうか…。そんなとき、秋田県「恩徳寺」さんの「亡きあなたへの手紙届けます」という活動を知りました。
―
明順寺のお檀家さまでも、それ以外の方でも、法要にご参詣いただいても 手紙を郵送していただくだけでも結構です。お預かりした手紙は、春秋彼岸会法要や盂蘭盆会法要のときに、ご本尊前にお供えし、開封することなく浄火をもっ て供養いたします。私が、あなたと亡き人との「お手つぎ」を務めさせていただきます。
人は、「生老病死（しょうろうびょうし）」を逃れることはできません。誰しも「愛別離苦（あいべつりく）」の苦しみに出遇います。仏教はこうした悲しみを持ちながらも、しかしそこを超えていくという道を明らかにしているのです。
「亡きあなたへの手紙」が、亡き人の願いを聞きとり、貴方があなたらしく生きていくことの機縁になれば幸いです。
１１０－００１５ 東京都台東区東上野６－１０－１２ 明順寺
「亡きあなたへの手紙」宛
※「手紙」は封筒に入れ、封をして、「亡きあなたへの手紙」と表書きして下さい。
※法名（戒名）・ご命日・行年が分かれば、記載した紙を封筒の中に入れて下さい。
※ご供養は無料です。
（ご本尊さまに御礼を包まれたい方は、写真のように「手紙」とは別の包みに入れて下さい。）
※差出人の宗教は問いません。匿名でも結構です。
※郵送の場合、受領の返信は致しませんので、ご了承下さい。
亡くなられたお父さん、お母さんへ。会ったことのないお祖父さん、お祖母さんへ。
亡くなってしまった同級生や友だちへ。死別した前の奥さま、お子さんへ…。
別れの悲しみ、近況報告、いまの喜び、感謝の気持ち…。
伝えられなかったこと、伝えたいことを、ご自由にお書き下さい。