全日本仏教会「新年学習会」オンラインで開催

例年、公財 全日本仏教会は「新年懇親会」を開催し、会長以下多くの関係者が一堂に会し賀詞交換をしてきました。しかしながら、今年は緊急事態宣言の発出されるなか、開催を中止し、オンラインで学習会を開催したところです。

1月28日15時からズームで開催、講師は川邊健太郎氏(Zホールディングス株式会社代表取締役社長・ヤフー株式会社代表取締役社長)、演題は「DXによるお寺と仏教のupdateについて」でありました。

最初に第34期全日本仏教会会長・大谷光淳(浄土真宗本願寺派門主)の挨拶から始まりました。

講演は、あくまで宗教儀礼はリアルが求められるけれども、お寺を取りまく環境はデジタル化される要素が多い。むしろ日本社会の先陣を切って、仏教がデジタル化を推進してもらいたい。

現代の若者たちは、デジタル化によって新しい悩みを増幅させている。「リア充」といわれる承認欲求。一方では、さみしさ再生産。

ぜひ伝統仏教が人々に寄り添い、新しい悩みに応えていってもらいたい。

歴史をみても、こうした疫病の蔓延した中、伝統仏教の役割は大きい。ともに歩んで行きたい。