明順寺が所属する、東京2組B班有志寺院7カ寺が主催して「箱根・萬福寺参拝一日旅行」を開催しました。総勢48名。明順寺からは11名の参加です。
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萬福寺に伝えられる阿弥陀如来像は、かつて「箱根権現(現在の箱根神社)」奥の院に安置されていたものです。
箱根権現は、親鸞聖人が帰洛の際、神官たちが夢告を受け、それによって聖人を厚く迎え、饗応し奉ったという由緒によって名高いところです。その夢告を伝えたのが、箱根権現の本地仏であった阿弥陀如来(写真)だといわれています。
時代が変わって明治の廃仏毀釈の際、箱根権現の別当より、萬福寺はこの阿弥陀如来像、親鸞聖人自刻の御木像、聖人自筆の十字名号を譲り受けることになり、これらの宝物は難を逃れることになります。譲り受けるようになったいわれは、萬福寺の先代住職が、箱根権現にあった親鸞堂の御給仕をしていたことによるものです。
萬福寺は、台風や地震による土石流に流されるなど、幾たびかの困難にも合いながら、ご門徒と共にこの阿弥陀如来像を守り続けました。
なお、併せて譲り受けた親鸞聖人の「御木像」は、現在、浅草の本願寺に安置されています。
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親鸞聖人と性信坊との別れの地を記す石碑は、甘酒茶屋の並び、200メートルのところにあります。
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箱根の地にあって、歴史を刻むお寺であるという印象を強く受けました。









