4年ぶりで「報恩講」を執行

コロナ禍で開催を見送っていました「報恩講」を開催しました。実に4年ぶりです。ただし、インフルエンザなどの心配もまだあり、今年は「試し運転」。お斎(とき)もやめて、次第を簡潔にしての執行です。

12月10日、午前10時からは「帰敬式」。5名の方々が受式され、生前の法名をいただきました。その中のお一人は、早くに亡くなられた実のお母さまの法名と同じ字が入っていたと涙する姿がみられました。

午前11時からは「報恩講」法要。やはり、この数年間に身体の自由を損ねた人たちが多く、参詣者は例年の半分、関係者もふくめておよそ30名でした。

参勤法中の各位、ご参詣いただいた皆さま、ご協賛をいただいた多くの皆さまに衷心より御礼申し上げます。

法要次第は、伽陀中に住職登高座、焼香・三帰依文・表白。伽陀中に下高座。復座して「正信偈」同朋奉讃としました。和讃は、弥陀大悲の誓願を次第6首です。以上で30分。体力の落ちた年配者にも我慢していただける長さです。

その後、東京6組光明寺住職・小林尚樹氏に「法名と終活-仏の教えに生きる」という講題で法話をいただきました。法話の内容については、別にご報告させていただきます。

最初の大きな写真は、「荘り灯芯」がつけられた輪灯です。大きな法要で使用されます。

お荘厳された内陣
見事な立花