去る10月10日から11日、聞成寺第19世住職の通夜・葬儀にあたり、「式事」として式次第全般の執行をつかさどりました。
佐竹和雄住職は、私の父と同い年。私が二十歳で父を失っていますので、佐竹住職はあたかも父親のような存在でした。いつもにこやかに遠くから見守ってくれている、本当に「慈父」と呼ぶにふさわしいような人柄の住職でした。佐竹住職は、もし自分に子どもがいれば、齋藤君と同い年の子だとよく話をしてくれたことを思い出します。
佐竹住職との別れを惜しみながら、葬儀全般が無事執行されますように「式事」としての務めに励みました。