第5回目が源隆寺さまを会場に開催されました。夜半に雪との予報が流れるなかでしたが、出席者43名、皆さま講座を楽しみにいらっしゃいます。
今回は、「ふれあい/平座の世界」と題して越後から関東での親鸞聖人の足跡を尋ねました。山伏弁円がお念仏に帰依するくだりを「紙芝居」で説明され、皆さま喝采でした。
平座の世界は、人間のはからいでは越えられない。仏さまの眼をいただいて開かれるもの。僧伽(さんが)をとおして人に触れ、教えに遇い、私だけではない、一人だけではない世界が開かれる、というお話に感動を覚えました。
この夜の寺子屋の講座も、残すところあと1回。これで終わりではなく、これから始まる、そんな気持ちで聞法の生活を続けて行けたらと思います。
明順寺住職:齋藤明聖