知り合いでもある松田亜世さん、僧侶でありシンガーソングライターの彼ですが、フェイスブックにこんな投稿がされていました。
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ズドンと腹に突き刺さる言葉です。凄い言葉に出あいました。
これは、朝ドラ「エール」の中に登場した、長崎県の原爆の後、救済活動に当たった医師・永井隆さんの言葉。
広島や長崎の原爆の惨状を目の当たりにして、「神は本当にいるのでしょうか?」と問うた若者に対して「どん底まで墜ちろ」と答えたシーンが印象的でした。
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「どん底に大地あり」。コロナ禍に限らずとも、困難な苦悩のなかに置かれている人びと、私たちに、力と勇気をいただける凄い言葉だと思います。久々にドスンときました。
明順寺住職:齋藤明聖