第133回:宮沢賢治作『銀河鉄道の夜』朗読会を開催します

汽車から見えた河原で、カムパネルラはきれいな砂をひとつまみして言います。「この砂は水晶だ。中で小さな火が燃えている」。

私たち人間の身体もほとんどが水分でできています。カムパネルラの言う水晶のように、小さな火を燃やしキラキラと輝くことができたら、どんな素敵なことでしょう。

『銀河鉄道の夜』は、わかりやすい絵本のような言葉で表現されています。朗読をとおして、皆さまとともに銀河鉄道の旅をすることができたら幸いです。

朗読会 宮沢賢治作『銀河鉄道の夜』(明順寺編)

日 時:平成26年9月23日 午前11時よりの「彼岸会法要」後

会場:明順寺本堂

朗読:日々野志麻さん

作品作り・女優・モデルの活動を経て、食と代替医療にたどり着く。精進料理・マクロビオティックに触れ、ベジタリアンカフェや作品を発表。空間全体を使用した朗読アートパフォーマンスを行う。人と食とアートをつなぐ心と身体に優しい「日々の花々食堂」代表

日々の花々 http://greens.st.wakwak.ne.jp/904950

 

映像:中家紘一さん

デザイナー・映像作家として活動中

 

音楽:岡野勇仁さん

リサイタルのほか、南米音楽演奏、美術家や詩人・ダンサーとの共演、紙芝居、フリーインプロヴィゼーション、クラブミュージックやエレクトロニクス、アートプロジェクト、日本の古い歌の演奏など類を見ない多彩な活動を行う。

 ※明順寺お檀家さま以外の方でもご参詣いただけます。