令和6年能登半島地震のお見舞い

本年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により被災されました皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

今なお被害の全容も把握されておらず、救援活動も困難を極めているとの報道を目にして、突然に家族を失い、家を失った皆さまの不安と悲しみはいかばかりかとお察し申し上げます。

もともと北陸は「真宗王国」と呼ばれるように、真宗門徒が多い地域であります。私ども明順寺所属のご門徒さまも、石川県、富山県、新潟県を故郷とする方が多くいらっしゃいます。

年に一度、明順寺を会場に、石川県七尾市石崎町を出身とする人々が「石崎町人会」を開催しておりました。そのようなこともあって、私にとりましても能登は馴染のある、親しみのある土地であります。

被災地に縁故のある皆さまにも衷心よりお見舞い申し上げます。

能登教区には353カ寺ありますが、現状そのうち240ヵ寺以上が被災されたと報告されています。754カ寺を擁する新潟教区でも142カ寺が被災。富山教区でも59カ寺(464カ寺中)が被害を受け、金沢教区では113カ寺(325カ寺中)、福井教区でも14カ寺(214カ寺中)が被災しています。

さっそく明順寺でも「災害救援募金箱」を設けました。寄せられた募財は、宗派にお届けし、被災寺院、ご門徒の皆さまの支援に役立てていただこうと思います。

皆さまのご協力をお願い申し上げます。