2014年8月4日、比叡山において「比叡山宗教サミット27周年 世界平和祈りの集い」が諸宗教・諸宗派の方々の参列のもと開催されました。
思い起こしますと、「比叡山宗教サミット」が開催されたのは、昭和62年(1987年)、伝教大師が比叡山を開創されて1200年の記念すべき年でありました。27年前のことです。
今なお、ガザ地区での悲惨な戦闘状態など、各地で紛争が勃発しています。あらゆることが世界規模で動いている今日、これらの紛争は遠い国のことではありません。
こうした紛争解決に、ある意味私たちは無力でありますが、「比叡山宗教サミット」の提唱する「祈りと対話」が、こうした紛争を停止させ、また紛争を未然に防ぐために大切な理念であることは言を待ちません。
「祈りと対話」の重要性は、今日ますます深く大きくなっていると思います。
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壇上、一番左にいるのが私です。