第4回目が正行寺さまを会場に開催されました。参加者54名。寒さ厳しいなかでしたが、皆さま元気に聴聞に励まれました。
今回は、「さるべき業縁のもよおせば」ということで、吉水教団の興隆、聖道門仏教からの反発、法難についてお話しをいただきました。
現代は、物質文明の時代社会にあって、教えが聴きにくい時代です。そういう意味では、法然上人や親鸞聖人の時代ばかりではなく、今も法難の時代と言えるのではないかと考えさせられました。
新井先生は、「誰もが9回裏を生きている」と言われます。その人生をどのようなものとして受けとめ生きていくのか、大切な課題をいただいたように思います。新井先生には、あと2回、思いのたけをお話いただけたらと期待しています。
明順寺住職:齋藤明聖