お煤払い(おすすはらい) 12月20日
12月20日、今では京都の年の瀬の恒例となった行事です。本山のお煤払いを支えてこられた尾張清浄講の方々と一緒に、全国各地からのご門徒や本山職員などが参加して行われます。
御堂に横一列となって一斉に割り竹で畳を叩き、出た埃(ほこり)を2メートルもある大うちわで外へあおぎ出します。
お煤払いの後、新たに御堂の荘厳を整えてお給仕を始めるため、ご門首が紙帳に竹の棒で「寿」の字をなぞられる「御規式」が行われます。
波宇山 明順寺(みょうじゅんじ)は真宗大谷派の寺院です。
本山は京都の東本願寺。宗祖は親鸞聖人。浄土真宗「南無阿弥陀仏」の教えです。
室町時代から東西本願寺で500年続いている行事だそうです。こうして本山は、全国のご門徒によって支えられているのですね。