戦死戦災殉難者・東日本大震災犠牲者追悼大法要

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浅草仏教会は、毎年、3月10日の大空襲の日にちなみ、3月11日に「戦死戦災殉難者追悼法要」を田原町「東本願寺」を会場に執り行っています。今年は、東日本大震災でお亡くなりになられた方々の1周忌法要をかねて、本堂にて法要を厳修いたしました。

境内では、「被災地支援物産市」や震災対策・訓練としての「地震体験」・「AED講習」・ 「消火器実習」・「応急救護訓練」・「非常食調理体験」も行いました。僧侶70名、集まった皆さまは、なんと1,000人以上。幼稚園児による太鼓、舞楽 なども奉納され、賑わいをみせました。

浅草仏教会は日本最大の地域仏教会ですが、どのような社会貢献ができるのでしょうか。地域の震災対策として何か協力できることはないのでしょうか。これからも、仏教会を挙げて取り組んでいきたいと思います。

戦争や震災で亡くなられた方々は、明日を夢見ながら図らずも生命を落としていったに違いありません。遺された私たちは、亡くなられた方々の希望や夢を背負って生きているのでしょう。虚しく過ぎることのないよう、日々を大切に、いのちを尽くして生きていきたいと思います。

明順寺住職:齋藤明聖

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