東京2組門徒会「報恩講」

東京2組門徒会「報恩講」

千住の源信寺を会場に開催されました。導師は、光明寺住職。源信寺住職の都合がつかず代理でのお勤めとなりました。勤行(ごんぎょう)は、正信偈草四句目下げ・念仏和讃三淘(みつゆり)三朝浄土の大師等次第三首。引き続き、「御俗姓御文」が拝読されました。

お二人の感話のあと、港区の了善寺住職・百々海(どどみ)真先生の法話を聴聞しました。先生は、先代住職に反発され一般企業の営業をされていたそうですが、父親の死を縁としてお寺に入り、いまは精力的に聞法されている方です。

若々しく歯切れのいいお話で聞きやすく、仏法が私たちの日常生活を離れてあるものではないことをお話くださいました。

「目が覚めて、ぐっすり眠ったことを知る」。仏法に遇(あ)って、私たちは自分自身の分別 心・思い・はからい、に気づかせていただくことができる。高光大船先生は、尋ねて来られた人に「あんたは、あんたにいじめられて、ここに来た」と言われた そうです。自我の執心を指摘された言葉なのでしょう。浄土真宗は「生活宗教」だと言われた百々海先生の言葉が印象的でした。

明順寺住職:齋藤明聖

東京2組門徒会「報恩講」