東京2組B班「夜の寺子屋」

東京2組B班「夜の寺子屋」

第3回目です。正行寺さまを会場に開催されました。参加者56名。新井先生には「善知識って(出遇いのよろこび)」というテーマでお話しいただきました。
私たちは、自分の都合でもって相手の人をほめたり、けなしたり。自分の勝手でもって、相手の人を愛したり憎んだり。残念ながら、そういうところでしか人と出会うことができません。
法然上人と親鸞聖人との出遇(あ)いは、そういう自分の思いを超えて、本当に共感できる大地のあることを私たちに教えてくださっているのでしょう。
そこには、如来の本願にうながされた深い自覚、ほんとうの自分に出遇うこと、それを新井先生は「自分に?つけたことがありますか」という言葉でお示しくだ され、私たちの利己的、功利的、損得勘定、好き嫌いばかりしている生き方を、如来さまの眼から見つめなおしていくことの大切さをお話しくださったように思 います。
如来の、どこまでも見捨てない、選ばない、嫌わないという願いに感動を覚えました。

明順寺住職:齋藤明聖

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