東京教区「割当審議会」

東京教区に割り当てられた宗門賦課金をいかに教区内寺院に割り当てするかを審議する委員会です。

委員長には栃木組法康寺住職・池田賢勇氏、私が副委員長に 推挙されました。

私たちの宗門は、大きな財源となるような特別な財産はもちあわせていません。したがって全国から寄せられるご門徒の墾志(お念仏のお志) をもって教団はその社会的責任を果たしているのです。これが「墾志教団」といわれる所以です。

現今の寺院やご門徒をとりまく経済状況は極めて深刻でありま す。それだけにいかに公平に割当するか、まことに困難をともなう判断を迫られることになりますが、この困難さを転じて教区の一致結束を促す好機とすべく、 委員長を補佐し、慎重かつ積極的に審議を尽くしていきたいと思います。

明順寺住職:齋藤明聖