浅草仏教会「見学旅行」

浅草仏教会「見学旅行」

午前8時に浅草を出発。バスで中央道を走り小淵沢をとおって「NHK大河ドラマ・風林火山館」「諏訪大社」「松本城」「旧開智学校」を見学して松本の「ホ テル翔峰」に宿泊。翌日は「善光寺」「長野信濃美術館・東山魁夷館」を見学する予定でしたが、会議のため松本からひとり帰京しました。

「旧開智学校」は1873年(明治6年)に開講した小学校で、校舎は1876年に新築され1963年(昭和38年)までの90年間使用されていたそうで す。日本で最も古い小学校のひとつで、和風と洋風のいりまじった擬洋風建築の校舎は明治の文明開化を象徴する貴重な建造物として国の重要文化財に指定され ています。窓には舶来ガラスをふんだんに使用し「ギヤマン学校」と呼ばれていたそうです。建築費は当時のお金で約1万1千円。かなり巨額な費用であったよ うですが、その7割を松本町全住民が寄付。町民の教育にかける情熱を知ることができます。1963年に現在地に移築。新築当時の姿が復元されています。館 内は展示室になっていましたが、教室の様子が残されていて思わずなつかしさがこみ上げてきました。

明順寺住職:齋藤明聖

浅草仏教会「見学旅行」