東本願寺「真宗会館」設立20周年記念式典

東本願寺「真宗会館」設立20周年記念式典

大谷暢顕門首、妙子様ご臨席のもと、宗務総長以下、宗派関係者総勢220名の出席のもと、「ホテル・カデンツァ光が丘」において、記念式典ならびにレセプションが開催されました。

首都圏教化推進本部では、これを機に「首都圏教化将来構想」をまとめ発表しました。私も、首 都圏教化推進会議の委員として、この将来構想の取りまとめに関与させていただきましたが、私の希望したことは、将来構想に戦略性が欲しい、ホームページの 充実の2点でした。足下を見つめながら、確固たる将来展望をいだいて、真宗大谷派が社会の期待に応えいくことを願うものです。

式典後、東京医療保険大学教授・菅原伸郎先生による「砂漠にも花が咲く」という講題のお話がありました。先生は、

  1. 砂漠には強い花を咲かせなければならないと教学の重要性を指摘され、
  2. どこに咲かせるのかと、きめの細かい教化の必要性を説き、
  3. 芽を育てる情熱を持ち続けること、大谷派は内省的な良い面をもちながらそれが消極性になってはいないかと指摘され、
  4. ぜひ大輪を咲かせてほしい。社会を救っていくような展望をもってほしい、

と期待を寄せられました。

明順寺住職:齋藤明聖

東本願寺「真宗会館」設立20周年記念式典