2013年4月16日、「歎異抄講座」(最終回)が開催されました。
思い起こせば、2003年10月21日午後6時30分、第1回の「歎異抄講座」が開催されました。今から10年前のことです。出席者30名、欠席者7名でのスタートでした。
それまで、こうした学びの場は土曜日の午後というのが通例のなかで、平日の夜に開催したというのも珍しい試みでした。お勤め帰りの若い世代の方にも参加してもらいたいとの願いからです。
和気あいあいのなかで開きたいとの思いで、簡単な夕食を用意したのもお寺での講座ならではのことでした。第1回目はカレーライス。「歎異抄講座」というより「カレーの会」というほうが分かりやすいほどでした(笑)。
10年を経るなかで、亡くなられた方、病気になった方、転勤になった方々…。月日の経過を思わせます。
最後までご聴聞くださいました皆さま、お変わりなく講義をいただきました中津功先生、いっしょに歩んでくださいました皆々様に有難く厚くお礼申し上げます。
今後は、皆さまのもういちど『歎異抄』を読みたいとの要求に応じて、「歎異抄講座・総集編」を隔月全6回にて開催したいと思います。NHKの大河ドラマも総集編がありますね(笑)。
詳細が決まりましたら、広くご案内申し上げますので、その節には皆さまのご参加をお待ち申し上げます。

10年の歩みを共にすることができた、このような講座を継続できましたことに感謝したいと思います。明順寺にとりましても歴史的なことだと感慨無量です。